2015年11月3日火曜日

今庄の吊るし柿作り(2)

 月曜日に柿をもいで、皮をむいて、そして囲炉裏に吊るしました。

 皮をむいたらすぐに囲炉裏にかけて燻しを始めます。

 あまり長く時間をおくとカビてくるからです。

 太平洋側で干し柿を作る時には天日で作ることが出来ますが、今庄では湿気が多いため囲炉裏を使って乾かします。

 さて今日の板取での作業は燻しの続きです。

 吊るし柿が出来上がるまでには約1週間ぐらいかかるんですが、まだ今日は2日目です。

 大分干し上がってきました。

 美味しそうな飴色になってきました。
 tsurusigaki (1).JPG

 ちょっと小さめですが、この時の方が中身がトロットしていておいしいのです。
 tsurusigaki (2).JPG

 皮を破くと・・・・・、
 tsurusigaki (3).JPG

 これがおいしいのです。

 また皮も歯ごたえがあって美味しいです。

 ただ残念なことにこの状態の商品は流通しません。

 今庄の吊るし柿が一番おいしい状態で出荷できないのは残念ですが、それには理由があります。

 それはこの状態では時間が経つと中から水分が出てくるからか、水分を吸収するかは分かりませんが、ベトッとしてきます。

 なのでお店に出る頃には商品として持たないからです。

 そこでここ板取でその美味しさを体験出来るようにしたいと思います。

 その時にはお知らせしますので、お立ち寄りください。






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